食い逃げされてもバイトは雇うなを読み終わりました。1時間弱。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?の著者 山田真哉の新刊です。「さおだけ~」が「1時間で読めて一生効果が続く」というキャッチコピーだったのに「1時間では読めない」というツッコミがたくさんあったらしく、今回は本当に1時間で読める内容にしたとのこと。実際、1時間で読めました。
数字がうまくなれば、インパクトや説得力のある文章が書けるようになるだけでなく、ビジネスにも強くなります。また、お金に対する見方も変わります。
とあるように、数字につよくではなく、数字がうまくなるための本です。「数字がうまい」というのは変な表現ですが、本書を読めばわかると思います。
また、数字がうまくなるために理解しておかなければいけない数字の持つ4つのルールというのが説明されています。
+順序がある
+単位で意味を固定する
+価値を表現できる
+変化しない
基本的にはこの4つのルールについて具体例を交えながら、数字をうまく使う方法を紹介する内容ですが、後半はかなり会計寄りの内容となっています。「さおだけ~」程のインパクトはありませんでしたが、「数字のうまい表現方法を学ぶ」という意味では読んでみる価値のある本だと思います。