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Microsoftは8月5日(現地時間)、今後12か月をかけてWindowsのOneNoteをアップデートする方針を発表しました。現在、WindowsのOneNoteには、Microsoft StoreからインストールするOneNote for Windows 10と、Officeと一緒にインストールされるOneNoteの2種類がありますが、今後はOneNoteに一本化されるとのことです。
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一本化といっても、すぐにOneNote for Windows 10が使えなくなるわけではありません。現状2つのアプリにはUIの違いのほか、OneNote for Windows 10にしかない機能もあります。当面はどちらもアップデートを行いつつ、徐々にOneNoteにOneNote for Windows 10のUI・機能を追加していく予定です。
これに伴い、2022年の後半から、 OneNote for Windows 10にはOneNoteへ移行を促すメッセージが表示されるようになるとのこと。 Windows 10のサポートが終了する2025年10月までに、移行することをお勧めするとしています。
OneNoteに関しては、もともとWindows 10版がリリースされた際にOffice版を終了するという計画もありましたが、2019年にその計画を撤回。今度は立場が逆転してOffice版のOneNoteが生き残ることになります。
Source: Microsoft