2013年に出荷されたChromebookは210万台でそのうち89%が北米向けだった、という調査結果をDigitimesが伝えています。
調査を行ったのはABIリサーチ。Chromebookの出荷は世界的に広がっていき、2019年には1,100万台になると予想しています。
ABIリサーチは6つの地域で調査を行い、Chromebookの平均販売価格は$338(約35000円)であったとも報告しています。
Chromebookだけでなく、Windows 8や汎用性の高い2in1構成の端末を含むウルトラモバイル市場は2013年Q4のホリデーシーズンでわずかに上向いたものの平均販売価格は前年同期比で7.4%減少しているとのことです。
ABIリサーチは、ウルトラモバイル市場の平均販売価格は、モバイルデバイスなどとの価格競争のために2019年まで減少が続くだろうという予想をしています。
とりあえず、Chromebookなどウルトラモバイルの市場は拡大するけど、価格は下落傾向にあるということですね。利幅の薄い市場で各社がしのぎを削りあうことになりそうです。
ところで、東芝が日本でChromebookを出すという話はどうなったんですかね?
東芝が4月にもChromebookを国内販売開始 | Dream Seed
(source Digitimes)