ベンチマークソフトの3DMarkに、ゲーミングPCのSSD速度を計測する新しいベンチマーク「Storage Benchmark」が追加されました。Steamでは310円のDLCとなっています。
PCゲームでCPUやグラフィックカードの性能はもちろんのこと、ストレージの速度も重要な要素。ストレージのアクセス速度の指標としては、CristalDiskMarkなどがメジャーですが、3DMark Storage Benchmarkでは実際のゲームパフォーマンスの測定に重点を置いているとのこと。ということで、人気のあるゲームやゲーム関連のアクティビティから記録されたトレースを使用してベンチマークを行います。
パフォーマンスは下記のケースで測定されます。
- Battlefield Vの起動からメインメニューまでの読み込み時間
- Call of Duty : Black Ops4の起動からメインメニューまでの読み込み時間
- Overwatchの起動からメインメニューまでの読み込み時間
- Overwatchの再生中に、OBS(Open Broadcaster Software)を使用して60FPSで1080pのゲームプレイビデオを録画
- Epic Games LauncherからOuterWorldsをインストール
- The Outer Worldsでゲームをセーブ
- Counter-Strike:Global OffensiveのSteamフォルダーを外部SSDからシステムドライブにコピー
なお、残念ながら各ゲームの様子が映されるわけではなく、ベンチマークの画面はかなり地味です。
最終的に総合スコアと平均速度などが表示されます。
テストはドライブ毎に行うことができるので、どこにインストールすると速いのか、なども確認できるかもしれません。いまのところネットでストレージ毎の比較はできないようですが、今後対応するのであれば、ゲームに強いSSDなども分かり、購入の参考になりそうです。
Source: UL