9月にKickstarterでクラウドファンディングを実施していた、USB-C4ポートでトータル138W出力可能なモバイルバッテリーSuperTank Pro。これが早くもMakuakeに登場しました。
今回、そのサンプルを送っていただいたので、実際に使って見ました。
SuperTank Proをあらためて紹介すると、USB Type-Cを4ポート備えた、トータル出力138W、26800mAhのモバイルバッテリー。
大容量なだけあり、サイズも大きく重いです。フットプリントは124×74.5mm。
これだけ見るとコンパクトですが、厚みが45.5mmあります。
重さも実測値で578.2gで、気軽に持ち運ぼうと思う重さではありません。
しかし、大きく重い分だけ性能も突出しており、4ポートあるUSB Type-Cの総出力は138W。1ポート最大で100W出力に対応いるので、ラップトップとスマートフォンの充電も同時に余裕で行えます。
4つあるポートのうち、左の2つ(C1とC2)はバッテリー本体への充電ポートも兼ねた入出力対応で1ポートあたり最大100W出力に対応。右2つのC3とC4は出力専用で、各ポート最大18W出力です
対応電圧をチェックしてみたところ、C1とC2は、5V/2.4A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5Aに対応。なお、付属のUSB-Cケーブルは5A対応でした。
ちなみに、C2のみPPS 5-11V/5Aに対応しています。
C3とC4は5V/2.4A、9V/2A、12V/1.5Aに対応。
複数ポートの利用時は、C1とC2を同時に使う場合は、各ポート最大60W、C3とC4を同時に使う場合は2ポート合計15Wになります。たとえば、C1+C2+C3の組み合わせなら、60W+60W+18WでMax138W出力が可能。4ポートをフルで使うならMax135Wです。
試しに、ラップトップ(Dell XPS13)とスマートフォンを同時に充電してみたところ、問題なく充電できました。
ちなみに、SuperTank Pro自身の充電もPD 100Wに対応しており、約1時間45分でフル充電が可能とのこと。バッテリーを充電しつつ、接続した機器への給電も行うパススルー充電に対応しています。
気軽に持ち運べるサイズではないものの、96W必要なMacBook Proも充電しつつ、スマートフォンも充電できるのは魅力があります。大きなACアダプタとモバイルバッテリーを持ち歩く代わりにこれ1つで済むと考えれば、許容範囲かもしれません。
Makuakeでのプロジェクトは11月27日まで実施中。現在の最低価格は28%オフの1万8999円(税込)。なお、PD100Wで充電するための充電器SuperPort S4も8999円から購入できます。2つを同時に購入するなら、32%オフのセットもあるのでそちらがお得です。
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