IDCは7月29日(現地時間)、2022年第2四半期のタブレット出荷台数が前年同期比0.15%増の4050万台を記録したと発表しました。一方でChromebookの出荷台数は前年同期比51.4%減の600万台になり、減少傾向が続いているとのことです。
IDCのシニアリサーチアナリストるAnuroopa Nataraj氏は「PC に代わる安価な選択肢としてタブレット需要が続いている」「特にアジア太平洋地域(日本と中国を除く)の新規参入企業が、教育用途のデバイス需要を取り込み、低価格のデタッチャブル製品を普及させていることも特筆される」と分析。
なお、Chromebookの出荷台数は落ち込んでいますが、依然としてパンデミック前の出荷量を上回っているとのこと。IDCの Jitesh Ubrani氏は「遠隔学習の必要性により、PCと生徒の比率を1:1にするという学校の計画が加速。他のカテゴリでPC出荷台数が減少しても、Chromeはこの上昇したレベルで継続する」と予測しています。
タブレットの出荷台数トップ5メーカーは下記の通り。Amazonが大幅増になっているのは、Prime Dayの効果のようです。