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5つのゲームをプレイ可能。自作ゲームも追加できる「Thumby」がサイズに似合わず高機能

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Kickstarterで出資していた、極小サイズのゲーム機「Thumby」が届きました。キーホルダーサイズのゲーム機ですが、十字キーとABボタンを備えており、ちゃんとプレイできます。しかもゲームは5本入り。

サイズ感がいまいちわかりにくいですが、1円玉と並べると、その大きさがわかるでしょうか。寸法的には29.5 x 18 x 8.5mm。ディスプレイとして、72×40のモノクロOLEDを搭載。小さいわりに意外と高解像度です。

▶Select、Startっぽい部分はただの飾りです

上部に電源スイッチを備えています。

40mAhのバッテリーを内蔵しており、1回の充電で最大2時間プレイ可能。充電は底面のmicroUSBで行います。USB-Cも検討したとのことですが、サイズが大きくなってしまうためにmicroUSBにしたのだとか。

電源ONで即メニューがあ立ち上がり、ゲームを選択できます。また、オーディオの有無(ピエゾスピーカー搭載)やバックライトの調整も可能。

▶ゲーム選択画面。操作性よりも前に、この画面を見られる視力を求められます

肝心のゲームは以下の5つ。

  • TinyBlocks – テトリスもどき
  • Space Debris –アステロイドに似たシューティング
  • Annelid – スネークゲーム
  • Thumgeon– ローグライクなダンジョンアドベンチャー
  • Saur Run – Chromeの恐竜ゲームもどき

この中で、Annelidは操作性がかなり厳しかったです。そして、Thumgeonはルールがイマイチわからず……。残りはシンプルな操作性なので、慣れれば何とかといったところ。

▶Saur Runの画面。カメレオンっぽいのをジャンプさせ、障害物を避けます。Saurはサウルスのことらしい

下記は、TinyBlocksをプレイしてみたところ。撮影のために置いてプレイしていますが、手に持った方がやりやすいです。

これだけだと、よくできたレトロゲーム機で終わってしまいますが、これで終わらないのがThumby。なんと、自作ゲームの追加に対応しています。開発プラットフォームのWide IDEも用意されており、ブラウザ上から開発可能。ブロック崩しを作るチュートリアルも公開されています。

もちろん、自作するにはプログラミングの知識が必須なのですが、Wide IDE上では、他の人が作ったゲームがすでに公開されており、ダウンロードして遊ぶことも可能です。

ちなみに、ケーブルで2台のThumbyを接続し、マルチプレイを行うことも可能とのこと。小さい割に意外と高機能な端末です。

そんなThumby、現在はIndiegogo経由で購入が可能。1つ19ドルからとなっています。

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