お風呂上りに乗るだけで体重管理ができるスマートバスマットを手掛けるissinが、新製品「Smart 5min.(スマートファイブミニッツ)」を発表。まもなくMakuakeで先行販売を開始します。
今回、そのSmart 5min.のテスト機をレビュー用に提供いただいたので、どんなものなのか早速試してみました。
シンプルな心拍計とアプリで運動を習慣化
Smart 5min.は、朝の5分間にオンラインエクササイズを行うことで、運動習慣を身に着け、体も心もすっきりした状態で1日を過ごそうというもの。使用するのは腕に着ける心拍計と、スマートフォンアプリだけです。
心拍計は腕にパチンと巻き付くタイプ。バックルなどはなく、着け外しも簡単です。簡易的な取り付け方法ですが、腕を振ってもずれたりすることはありませんでした。
本体にはディスプレイなどはなく、装着して心拍を測るのみ。四六時中身に着けるフィットネストラッカーやスマートウォッチでは物足りなさを感じるところですが、Smart 5min.は運動するときだけ身に着けるものなので、これでも問題ありません。
アプリを見ながらエクササイズ
バンドを腕に装着したら、あとはスマートフォンアプリのガイダンスに従って運動をするのみ。
運動は5分間。20秒動いて10秒休むというのを複数種目で行います。運動自体は、高強度インターバルトレーニング(HIIT)を参考にしているとのこと。
今回利用したアプリはテスト版で、正式版ではUIなども変わるようです。また、テスト版のエクササイズコンテンツは1種類のみ(バービージャンプ、スクワット、ジャンプ、パンチ、フロントランジ、ウエストツイスト、プランクダッシュ、バイシクルクランチ)でしたが、正式版では5分おきにコンテンツが配信され、見知らぬ人と同じタイミングで運動を開始します。
見知らぬ人と一緒に運動するとはいえ、カメラやマイクは使用せず、共有されるのは現在の心拍ゾーンのみ。運動中に確認できる項目も、自分と他の人の心拍ゾーンのみで、細かな数値などはありません。
基本はHIITなので、5分とはいえ全力で臨むと息も絶え絶えに。そこまでやると流石に心拍ゾーンが90%を超えるので、各々の目的に合わせて運動強度を調整します。
見知らぬ誰かと一緒に運動する感覚は、夏休みに広場に集まって行うラジオ体操に近いものを感じます。自分一人ではなかなか続けられない運動も、ゆるく他の人とつながりながらゲーム感覚で続けられそうです。
すでに運動習慣が身についている人にとっては、朝の5分というのは短く感じるかもしれませんが、これから運動を習慣化しようという人にとっては丁度いいきっかけになりそうです。
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issinの程涛(テイトウ)CEOは、世界初の照明一体型プロジェクターpopin Aladdinをを手掛けていた人物。なお、popin Aladinは、現在はXGIMIに買収されAladdin Xとなっています。
現在、Switchで大人気になっている「スイカゲーム」も、もともとはpopin Aladin向けに開発されたもの(さらに元を辿ると中国でリリースされていたゲームですが)。issin立ち上げ後はスマートバスマットをヒットさせるなど、十分にヒットメーカーと呼べる実績の持ち主。Smart 5min.も盛り上げてくれるものと思います。
そんなSmart 5min.は、まもなくMakuakeで先行予約を開始しますが、LINEに登録しておくと最大40%オフなどの最新情報が届くとのことです。