Kickstarterにて、世界最小最軽量クラスのゲーミングVRヘッドセット「EM3 Ether」がクラウドファンディングを実施しています。
見た目は透けていないメガネのようなVRヘッドセットで、レンズ部の厚みはわずかに9mm、重さも65gと軽量です。
Nreal Airのようなものかと思っていたのですが、ARではなく完全にVR向けのようです。
片眼2560 × 2560のMicro LEDディスプレイを採用しており、視野角は70°。リフレシュレートは60Hzと90Hz。自由度は3DoFなので、VRを自由に動き回るというより、映像視聴に特化しているようです。
なお、システム自体はスタンドアロンになっており、各種クラウドゲーム差0ビスや動画ストリーミングサービスがプリインストールされているようですが、それ自身にネットワーク接続機能を持っておらず、ネットワーク利用のためにスマートフォンに接続する必要があります。
また、付属のアダプターを使うことで、HDMI入力に対応し、Nintendo SwitchやPCのディスプレイとして利用可能になります。
なお、この種のVR向けヘッドセットはメガネユーザーとの相性が悪かったりするのですが、EM3 Etherは近視向けの調整機能を備えており、-5.00D以下であればメガネを掛けずに利用できるとのこと。それ以上の場合はカスタムレンズを装着する必要があるようです。
Kickstarterでの出資額は299ドルから。うまく行けば8月には出荷の予定となっています。