さんざんリークしまくっていましたが、ほぼリーク通りの仕様でiPad miniが発表されました。
ディスプレイサイズは7.9インチ(正確には7.85インチ)、解像度は1,024×768。残念ながらRetinaディスプレイではなくこのサイズの割には低解像度です。ディスプレイ左右の枠は薄くなっており、これまでのiPadよりも精悍な印象ですね。厚みは7.2mm。重さは308g。コネクタはLightning。
スペック的なところでは、プロセッサはiPad2と同等のデュアルコアA5チップを採用。facetimeカメラがHD画質になり、背面カメラ(iSightカメラ)は5MでフルHD動画の撮影が可能です。バッテリは16.3Wh(約4400mAh)で10時間駆動とのこと。ストレージは16GB、32GB、64GBが用意されています。
価格はWiFi版が16GB:28,800円、32GB:36,800円、64GB:44,800円。LTE対応のWiFi+Cellular版が16GB:39,800円、32GB:47,800円、64GB:55,800円となっています。
いずれも10月26日に予約開始。WiFi版は11月2日発売、WiFi+Cellular版は11月下旬発売です。なお、いままでiPadのキャリアはsoftbankのみのでしたがiPad miniはauでも発売されます。ちなみにSIMはiPhone5と同様にnanoSIMになります。
そして、こちらもうわさ通りですが大きい方のiPadも新しくなりました。第4世代となるiPadの名称は、「iPad 4」でも「更に新しいiPad」でもなく、「iPad Retinaディスプレイモデル」。ラインナップ上では第3世代の「新しいiPad」はなかったことになりました。
Retinaディスプレイモデルでは、プロセッサがデュアルコアA6Xチップになり処理性能が2倍になったとのこと。コネクタもLightningに変更されました。
価格はWiFi版が16GB:42,800円、32GB:50,800円、64GB:58,800円。LTE対応のWiFi+Cellular版が16GB:53,800円、32GB:61,800円、64GB:69,800円となっています。
iPad miniと同様に10月26日予約開始でWiFi版は11月2日発売。WiFi+Cellular版は11月下旬発売です。そしてこちらもauからも発売されます。SIMはmicroSIM。
iPad 2だけはSoftbank専売となりますが、auの参戦でSoftbankの戦略がどうなっていくのか気になります。iPadの売上で大多数を占めるのが法人契約で、これまではsoftbankの専売のため、この法人契約を独占することができていました。これが崩れるとなんらかの対策を講じる必要が出てくると思うのですが、どうなるかなぁ?
(source Apple(iPad各モデルの比較))
(source Apple)