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ついこの間まで夏休みだったのに、気が付けば朝晩は秋の気配が深まり、いつの間にか9月です。そんなわけで、いつものように8月に読んだ本のまとめです。
8月も7月に引き続き8冊止まり。まぁ夏休みがあったことを思えばいいペースです(なんどか書いていますが、基本的に通勤時にしか本を読んでいません)。
ジョージ・R・R・マーティン / 早川書房 ( 2011-06-05 )
ジョージ・R・R・マーティン / 早川書房 ( 2011-06-05 )
橙乃 ままれ / エンターブレイン ( 2011-07-16 )
コグレ マサト / 青春出版社 ( 2011-08-04 )
ジョシュア・フォア / エクスナレッジ ( 2011-07-29 )
藤本 忠正 / アスペクト ( 2011-02-26 )
マイクル・フリン / 東京創元社 ( 2010-10-28 )
マイクル・フリン / 東京創元社 ( 2010-10-28 )
「平凡な私が~」は記憶力選手権の取材をした記者が、翌年の選手権に参加して優勝するまでの過程を描いたドキュメント。「記憶力は才能ではなくテクニック」ということを繰り返し書いています。その流れで「スーパー記憶術」も読んでみましたが、かなり本腰を入れて取り組まないと身につけられそうにはありません。逆に言えば、本気で取り組めばそれなりの成果は出そうな気がします。
「異星人の郷」は、これまで読んだSFの中でもかなり上位にランクインする面白さでした。SFといっても派手なアクションがあるわけでも超科学が登場するわけでもありませんが、内容は間違いなくSF。14世紀のドイツ辺境の村に異星人が漂着した……という話ですが、14世紀をメインにしつつ、現代のシーンを織り交ぜながら話が進んでいくのですが、最後に両者がひとつとなって、なんとも言えない余韻が残ります。SFは苦手という人にも、素直にお勧めできる本です。
9月も相変わらず小説メインになる予定ですが、2~3冊はノンフィクション系のものを読むつもりです。