MMD研究所は3月6日、日本フォトイメージング協会と共同で実施し「2023年スマートフォンでの写真撮影、プリントに関するユーザー調査」の結果を公開しました。
この調査、過去にも実施されており、ほぼ同じような結果となっていますが、写真の保存先として、クラウドサービスが徐々に浸透してきている様子がわかります。
スマホで撮影した写真はスマホ内で管理する人が9割弱。MMD研究所が調査結果を発表
スマートフォンで撮影した写真は、多くの人がスマートフォン本体に保存する。日本フォトイメージング協会と共同で実施したそんな調査結果を、MMD研究所が発表しました。 15歳~69歳の男女2000人を対象に写真撮影を行う端末や頻度に関して調査を実...
スマホで撮影した写真、9割近くがスマホ内で管理。MMD研究所が調査結果を発表
スマートフォンで撮影した写真は、89.5%の人がスマートフォン本体で管理している。そんな調査結果をMMD研究所が報告しています。 調査によると、スマートフォンで撮影した写真のデータは、スマートフォン本体で管理するという人が89.5%でダント...
まず、スマートフォンで撮影したデータの保存先としては、スマートフォン本体が圧倒的で88.8%。次いでクラウド、microSDとなっています。
2021年の調査ではクラウドが26.8%で4位、2022年には31.7%で3位とじわじわと割合を増やしてきています。
また、スマートフォンに写真を保存していると、いつか容量オーバーになりますが、その場合の対応として、「必要性が低くなったデータを削除する」がトップなのは変わりませんが、2年連続で2位だった「似た画像の中から良いデータのみ残す」を抜いて「データ容量がたくさん収まる場所に移す」が2位に浮上。実際にどんな場所なのかまでは言及がありませんが、このあたりもクラウドサービスが普及してきた影響なのかもしれません。
ちなみに、クラウドに保存した写真や動画の活用方法については、「特に活用していない」が47%でトップ。その気持はとても良くわかります。
なお、スマートフォンで撮影した写真のプリントに関しては、経験者はほぼ横ばい。ということは、やはり一定の需要は存在し続けているということなのでしょう。
このほか、プリントサービスの利用有無なども調査されているので、詳しくはMMD研究所のサイトでご確認ください。