MOFTの新しいスマホスタンド「MOFT O」が届きました。海外の公式サイトで注文したのが6月5日。6月10日から出荷開始とのことでしたが、出荷されたのが6月15日。日本に入ってきたのが7月7日でした。船便だったのでしょうかね?
それはともかく、製品を軽く紹介したいと思います。MOFT Oは、従来のMOFTと同じくグリップにもスタンドにもなるというもの。マグネットで貼りつく仕様で、iPhone 12シリーズ向けのMagSafe対応MOFTの姉妹品です。
当然MagSafeに対応しており、iPhone 12シリーズであれば、そのまま貼り付け可能。Popsocketsのように指で挟んで使えます。
グリップ部分を倒してスタンドとして使え、マグネットで固定しているだけなので、横向きに回転することもできます。
また、従来のMOFTスタンドとは違い、折り方によって角度を調整するような機能はありません。ただ、MOFT Oをいったんスマートフォンから離し、それ自体をスタンドとすることで、ほぼ垂直にスマートフォンを立てることが可能というのが、これまでにはなかった特徴です。。
発表された際、折り方を変えることで垂直に保持できるのだと思っていたのですが、実際には一度分離しなければいけないのが難点。
この場合、MOFT Oのマグネット面は床に接することになるので、垂直に立てた場合、スマートフォンは寄りかかっているだけで固定はされていません。しかも、スタンドとしての背が低いので、サイズの大きなスマートフォンでは不安定すぎて垂直に立てることは不可能。正直なところ、Pixel 5のサイズがギリギリです。
垂直に立てられることを期待してMOFT Oを購入するのは、やめたほうがいいです(iPhone 12 miniサイズだと、それなりに安定します)。
なお、iPhone 12シリーズ以外のスマートフォンでも使えるよう、マグネットシートも販売されています。貼り直し可能な粘着素材で、これを貼ればMagSafe以外でもMOFT Oが貼りつきます。
ちなみに、Pixel 5は、マグネットシートを貼った状態でもワイヤレス充電とFeliCaは利用可能でした。すべてのスマートフォンで使えるかはわかりませんが。もちろん、このシートを貼っておけば、MagSafe用のMOFTも利用できます。
なんなら、Pixel 5はマグネットシートを使わなくてもMOFT Oが貼りつきます。多少振っても問題ない程度の強さはあるので、スマートフォンと一緒に握るのであれば、落ちてしまうようなこともなさそうです。
なんにしろ、スタンドの性能として考えるのであれば、通常のMOFTのほうがいい気はしますが、Popsockets的なグリップとしては、MOFT Oのほうが持ちやすい気はします。どちらを選ぶかは好みで選んでも大丈夫そうです。
繰り返し言いますが、垂直に立てられるスタンドしては、お勧めはしないので、そこだけはご注意を。