グローバルでは昨晩発表されたZTEの2画面折り畳みスマートフォンAxon Mがドコモの冬春モデルとして発表されました。名称は単に「M」。ドコモの型番はZ-01Kで2018年1月以降に発売されます。
4つのモードに対応する2画面折り畳み端末
5.2インチ FHDを2画面備えた端末で、開けば6.8インチの大画面としても利用可能。このほか、2画面を別々に利用する2画面モード、同じ内容を表示すミラーモードに対応します。
カメラは20MPを1つだけ搭載。指紋センサは側面に配置されていますが、両面がディスプレイになる都合上、おサイフケータイには非対応です。
昨晩は不明だったことが多い仕様についても明らかになっており、主なところではSnapdragon 821、RAM4GB、ストレージ64GB。最大256GBのmicroSDXCに対応します。バッテリーは2930mAh。USBポートは写真の見る限りUSB-Cのようです。
サイズは 折り畳んだ状態で約151 × 約72 × 約12.1 mm。重さは約230gとヘビー級。
バッテリー容量が2930mAhだと2画面使用時にどの程度バッテリが持つのか少し心配になりますが、そういったことは気にしてはいけない端末なのかもしれません。
ドコモ主導で開発した端末
やはり往年のMEDIAS Wを思い出さずにはいられませんが、実はこの端末、ドコモが主導でZTEに製造を依頼したもの。ドコモ発のグローバル端末だそうです。
海外キャリアにも働きかけ、海外で売れるとドコモにインセンティブが入る仕組みになっているとのことで、なかなか新しい試みですね。
日本にはキーボードが分離するガラケーやフルのWindowsを搭載してしまった端末などもあったので、この辺りもイマドキのスペックで復活すると受けるかもしれません。