雨後の筍のごとく出続けているスマートスピーカーですが、中国のBaidu(百度)も独自のAI、DuerOSを搭載したスマートスピーカー、そしてホームロボットを発表しました。
個性的な外観のスマートスピーカー raven H
まずはスマートスピーカーのraven H。板を積み重ねたような形状ですがAmazonn EchoやGoogle Homeなどと同じく、音声AIアシスタントを搭載し、Webの検索やニュースの読み上げ、スマート家電の操作などに対応します。
最上部のパーツはドットマトリクスLEDで各種情報を表示するほか、タッチセンサーにもなっており、ダブルクリックで曲の再生や停止、スワイプで曲送りなどが可能。またこの部分はバッテリを内蔵しており、本体から取り外して利用することも出来ます。
スピーカーとしての基本仕様は不明ですが、サイズは80x80x105mm、重さは1.5kgと意外とヘビー級です。
価格は 1,699元(約2万9000円)で来月から中国で発売されます。
ロボットアームのようなraven R
raven Hもなかなかに個性的ですが、もう一つのホームロボットraven Rはさらに個性的です。見た目はそのまま6軸のロボットアームで、動きによって感情を表現するとのこと。底部にスピーカーが組み込まれており、Hと同様にスマートスピーカとして利用できます。
また、顔にあたる部分はHと共通で、やはり取り外しが可能になっています。
果たして、これに需要があるのかはよくわからないのですが、じわじわと引き込まれる何かは感じます。なお、reven Rの発売日および価格は未定です。
自走式のロボット? raven Qも
百度世界2017ではもう1台、キャタピラで自走可能なraven Qがお披露目されていますが、これの詳細は不明です。
百度のサイトで発表の様子を見ることはできます(2:10あたりの本当に最後の部分です)。
(via venturebeat)
(source Baidu)