HUAWEIが12月1日に発売する最新フラッグシップ、Mate 10 Proのタッチアンドトライイベントに参加してきました。
端末自体はグローバル版を弄らせてもらったことがあったのですが、カメラ機能をじっくり試してみたら、考えていた以上にすごかったです。
6インチでもコンパクトに感じるMate 10 Pro
Mate 10 Proのスペック的なことはすでにグローバル、国内それぞれの発表時に書いているのでそちらで。
外観ですが、縦長ディスプレイになったことにより、横幅がスリムになり手に収まりやすくなっています。
前モデル、Mate 9と並べると一回り小さい印象です。
背面もピカピカ。5層構造で一番上(外側)はゴリラガラスになっています。
底面にUSB-Cとマイク、スピーカー。
上面には赤外線ポート。残念ながら3.5mmジャックは廃止されてしまいました。
AIによるシーン自動認識、カメラ性能がとにかくすごい
Mate 10 ProではAI向けNPUを搭載したKirin 970を初採用。そのAI機能を使い、13パターンの被写体・シーンを自動認識し、瞬時に最適な設定に変更します。
この機能、グローバルの発表時からアピールされていましたが、正直なところピンとこず、従来あったナイスフードや夜景モードなどの延長にあるものだと認識していました。しかし、これはどうやら間違い。まったく別物と考えたほうが良さそうです。
ちなみに、従来のモードもちゃんとあります。
とりあえず、作例は下記。それぞれクリックで拡大します。
それぞれちゃんと適したモードで撮影して比べるべきなのでしょうが、Mate 10 Proではそんなことを意識せずに撮れるのが一番の魅力です。
特に夜景モードは、Mate 9では30秒程度の長時間露光が必要になりましたが、Mate 10 Proの自動認識なら普段通りに撮影可能です。
全体的に動作が軽快
カメラもですが、全体的に動作が非常に軽快に感じました。初期状態ということもありますが、サクサクと動いて非常に気持ちがいいです。
搭載しているAI機能により、バックグラウンドでシステムを常に最適化しており、初期のレスポンスがずっと続くのを特徴としているそうです。
弄ったら安いと感じる端末
定価が89800円なのは、SIMフリー端末としては少し高いか?と思ったのですが、弄ってみたらNote8やiPhone Xなど10万を超える他社ハイエンドを比べてもそん色なく、カメラ機能を重視するならむしろ勝っています。それが9万円ならひょっとしたらお買い得かもと思えてきます。
しかも、gooSimsellerなら7万円以下で購入可能。
う~ん、これは弄ったら欲しくなる端末ですね……。