オープンソースで開発されており、その存在は明らかなものの、いま一つ実態がつかみきれないGoogleの新OS「Fuchsia」。5月にはAndroid上で実行した際のシステムUIも公開されていました。
そのFuchsia、これまでAcerの2-in-1 PC「Switch Alpha 2」とIntelのセットトップボックスPC「NUC」をサポートするのが判明していましたが、あらたにGoogle Pixelbookも追加されました。
ドキュメントでは、Google PixelbookにUSBドライブからFuchsiaを起動する手順が紹介されています。
結局のところ、Fuchsiaは何者なのか?という話につきますが、bookというドキュメントに「Fuchsia is Not Linux A modular, capability-based operating system」と記載があり、AndroidやChrome OSが採用するLinuxカーネルとは全く別のマイクロカーネルを使ったモジュラー形式のシステムになるようです。
それが何なのかと言われるとさっぱりなのですが……。
なお、以前はMagentaと呼ばれていたもの(Fuchsia OSのコアプラットフォームらしい)はZirconに名称が変わったようです。
どうやらChrome OSなどと競合するようなものではなさそうなのですが、今後どのように使われていくのか、Android端末などにもインストールできるようになるのかなどなど、よくわからないことだらけです。
開発者なら、ドキュメントを読んでいくと何が行われているのかわかるのでしょうか?
(via Android Police)
(source github)