子供さんから「トイレの鍵が掛けづらくなった」「ドアノブがガタガタする」との訴えがあったので、分解してみたところ中のラッチが割れていました。そんなわけで、今回はドアノブ(のラッチ)の交換方法をお届けします。
トイレのドアノブ、分解方法
ドアノブの外し方ですが、当然製品毎に異なります。下記はあくまでも我が家の場合です。
扉のどちらか片方(普通は内側)のドアノブにねじ止めされていたり、スリットがあったりします。我が家のものはスリットタイプで、ここにマイナスドライバーを突っ込んでノブを引っ張ると簡単に外れます。
片側が外れたら、もう片方も軽く引っ張るだけで外せます。あとはプレートを止めているねじを外せば、プレートも簡単に外せます。
その後、ラッチ部分のプレートを外すと、ラッチを引っ張り出すことができます。
そしてラッチを取り出してみたところ、見事に割れていました。実際にはひびが入っていたようで、取り出す途中で完全崩壊しました。
これが原因でノブがガタついたり、カギが閉めづらくなっていたのでしょう。
互換のあるラッチを購入
ラッチには「TWX-51」の型番があったので調べてみると、既に廃版(?)になっているっぽく、TXS-51と互換があるとのこと。
そのTXS-51の互換ラッチをAmazonで購入。
ラッチ部分の板もついてきますが、今回はもともと付いていたものを再利用しました。
取り付けは分解の逆手順
取り付けは分解の逆手順なので難しいことはありません。
ただノブを取り付ける際に、微妙に位置があわなかったりするので、プレートは仮止めにしておき、ノブを差し込んでから固定すると良さそうです。
そんな感じで修理完了。写真を撮りながらだったので10分ほどかかりましたが、普通にやれば数分で終わる作業です。
修理にかかった費用はラッチ代の1638円だけ。業者に頼むと8000円程度かかるようです。
それにしても、こんなところが壊れるとは思っていませんでした。ラッチは消耗品らしく、定期的な交換が必要なんだとか。ネットで調べても結構な数の壊れたという話が出てきます。
稼働する部分なのでしょうがないのでしょうけど、他の扉も順番に壊れていくのかな……。