Googleが先月、英スタートアップのReduxを買収していたとBloombergが報じています。
Reduxは2013年に設立されたスタートアップですが、消費者向けの製品はまだリリースしていません。この企業が開発しているのはスマートフォンやタブレットのディスプレイを振動させる技術。これを利用すると、ディスプレイ表面から音を出したり、ディスプレイ上でボタンをタッチしたり、スライダーやダイヤルを操作する感覚を再現できるということです。
Mashableは、2017年のMWCでReduxの技術をデモする機会があったとのとことで、実際にディスプレイから音が出ている様子をTweetしています。
Redux tech turns the screen into a speaker, and a haptic surface. Trying it out here. The sound is actually coming from the screen. pic.twitter.com/VPAi6TzKk9
— Stan Schroeder (@franticnews) 2017年2月28日
ディスプレイを振動させたところで、音質的にどうなのか?という疑問はありますが、触覚フィードバックはいろいろと応用が効きそうです。
Googleがこの技術をPixel 3に搭載するかは不明ですが、Pixel 2には昨年買収したHTCのEdge Sense(Active Edge)を搭載しており、新しい技術を積極的に取り入れる姿勢も見せています。
ひょっとすると、何かしら新しいUIが登場するかもしれません。
(via TechCrunch, Android Central)
(source Bloomberg)