Googleが昨年10月、Pixel 2らとともに発表した製品の中で、唯一まだ発売されていないGoogle Clip。これがFCCの認可を受けたようです。間もなく発売されるものと思います。
Google Clipは一見すると一定間隔で撮影を行う、いわゆるライフログカメラのようにも見えますが、それとはちょっと違います。監視カメラとは言わないものの、イメージとしてはそれに近い、けれど使用目的はかなりかけ離れている、そんな新しい概念のカメラです。
ようするに何かというと、被写体(子供や家族、友人、ペットなど)に向けておくと、カメラが表情や動きなどを判断して、良い感じの写真や短い動画(これをクリップと呼ぶようです)を撮影してくれるというもの。
「判断」の部分にはGoogleお得意の画像認識・機械学習が使われます。そういった処理は、クラウド上で行われるのが普通ですが、Google Clipではカメラ単体で行うのがポイント。使用するためにネットワーク接続は不要です。
自動撮影のほか、スマートフォンなどから任意に撮影することも可能です。
価格は249ドル(約2万8000円)。米国以外での販売は今のところ不明です。
(via PhoneArena)
(source FCC)
(coverage Google Clips)