指紋認証、顔認証、虹彩認証と色々な生体認証技術が登場していますが、次は血流による認証がやってくるかもしれません。Samsungが「血流パラメータに基づくリアルタイム認証」という特許を取得しました。
特許の説明によると、血流のパターンはユーザー毎に異なり、それを用いて認証が可能とのこと。ただ血流パターンは、指先や手首など場所とセットで使うことになるようです。
指先の血流パターンを使ってスマートフォンで認証……という場合には指紋センサと何が違うのかよくわからなくなりますが、例えば手首の血流パターンをスマートウォッチで読み取り認証が出来るなら、とても便利そうです。
高級車の指紋センサを突破するために、持ち主の指を切り落として……という話もあったりするようですが、血流認証なら切り落としてしまうと認証できなくなるので安心ですね。死後も血液を流すためにポンプを繋いで……みたいなSF展開があるのかもしれませんが。ちなみに虹彩の場合、死ぬと(取り出すと)使えなくなってしまうようです。
特許を取ったからと言って、必ずしも製品化されるわけではありませんが、スマートウォッチなど他の機器と組み合わせられる認証方法として、期待したい技術です。