新しいiPhoneがリリースされるたび、発売初日に並んで購入していたAppleの共同設立者、スティーズ・ウォズ二アック。しかしiPhone Xについては、iPhone 8を気に入っており、初日には買わないと発言していました。
しかし、Appleのティム・クックからiPhone Xを送られており、しばらく使っていたようです。
そんなウォズですが、ストックホルムで開かれたビジネスフォーラムにおいて、彼を苛立たせることとして「コンピュータや機会が人を騙すとき」を挙げ、引き合いにiPhone Xを出しました。
曰く、「横にある電源ボタンは、素早く押したり、2回クリックすると別のことを行い、また3回目のクリックでも別のことをする」とのこと。
そして、スマートフォンの操作はますます複雑になっており、iPhoen XはAppleが掲げていた直観的でシンプルな操作性に反していると不満をあらわにしています。
機能が増えてきた分、少ないボタンに多くの機能を割り振る必要があるため、単クリック、ダブルクリック、長押しなどに別々の機能を割り当てるのは、iPhoneに限らずAndroidでもよくあること。それらをわかっている人でないと、操作が難しいのは確かです(というのを置いておいても、最近のiPhoneのUIは、どこに何があるのかさっぱりわからず、iPhoneに余程詳しい人でないと使いづらいと思います)。
1つのボタンに1機能が理想なのかもしれませんが、そうなるとボタンの数が大変なことに。QWERTY好きとしては前面QWERTY端末復活のチャンスとも思えなくはないですが、やはり音声認識やAIによるアシスト機能的なものになっていくのでしょうね。
(via 9to5Mac)
(source Business Insider)