Samsungが昨年のGalaxy S8/S8+とともに発表したDeX。スマートフォンをディスプレイに接続し、デスクトップ風に利用できるサービスで、そのために必要なデバイスがDex Stationです。今回のMWC 2018で、SamsungはGalaxy S9とともに新しいDex Padを発表しました。
DeX Stationは便利ではあったのですが、接続中はスマートフォン本体の操作ができず、マウスやキーボードを別途用意するのが少々面倒ではありました。しかし新しいDeX Padでは、接続したスマートフォンをトラックパッド、キーボードとして利用可能。別途用意する必要がなくなり、モバイル性が向上しました。
Galaxy S8/S8+やNote8もOreoアップデート後に利用可能となるようです。
こまれでもDeX Stationは持ち運ぶ気にはなれませんでしたが、DeX Padなら持ち運びも苦にならなそうですし、13~15インチくらいのモバイルディスプレイがあるとかなり便利そうです。
価格は149.99ドル(約1万6000円)。発売日は不明ですが3月中には出てくるものと思います。
なお、現在はDeX Stationを使わずともDeX互換の安いアダプタが出ていますが、Oreoアップデート後のS8やNote8ではサードパーティ製品が使えなくなるとの話もあります。
(source Samsung)