発色や省電力の点で優れており、最近のスマートフォンでも採用が増えている有機ELディスプレイ。しかしながら液晶ディスプレイよりも焼き付きやすく、一度焼き付いてしまうと回復できないこともしっかりと認識しておくべきでしょう。というわけで、焼き付かせてしまいました……。
焼き付いたのはAMOLEDのGalaxy S8+。原因はリネージュ2 レボリューションの放置プレイです。ほぼ専用機として使っていたので、どれくらいで焼き付いたのかは定かではありませんが、ほぼ1日中つけっぱなしで、少なくとも1週間くらいは放置していました。
液晶の焼き付き(というか残像?)はコントラスト差の大きい白と黒を交互に表示するなどで回復することもあります。しかし、各画素自体が発光する有機ELは、焼き付き=画素の劣化のため、一度焼き付いてしまうと回復しません。万遍なく全体に劣化していくと目立たなくはなっていきますが、画面自体も暗くなってしまいます。
こればかりは自分の不注意なので仕方がないですね。
ちなみに通常のスマートフォンの使い方をしていれば、有機ELでもまず焼き付くことはないはずです。少なくとも、
- 画面の輝度を上げすぎない
- 画面のスリープ時間を短めにする
だけ気を付けていれば問題はありません。
そんなわけで、スマートフォンでゲームの放置プレイをする際は十分に気を付けましょう。もし放置プレイをするのであれば、有機ELではなく、液晶ディスプレイ搭載端末のほうがいいかもしれません。