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米Best Buy、HUAWEI製品の販売を終了か。米国でHUAWEIの締め出しが続く

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米Best BuyがHUAWEI製品の新規発注を停止し、今後数週間以内に販売を中止する予定とCNETが伝えています。

HUAWEIはSamsung、Appleに次ぐ世界第3位のスマートフォンメーカー。日本国内でも存在感を増していますが、米国では事情が異なります。

2012年にHUAWEI、ZTE社のネットワーク機器が中国に情報を流していると米議会で非難され、少なくとも政府やキャリアからはネットワーク機器が締め出されていました。ただ、スマートフォンは別だったのですが、2018年に入り、AT&TとVerizonがHUAWEI端末の取り扱いを中止。これには米政府からの圧力があったとのことです。

米国ではスマートフォンを含む携帯電話の90%がキャリア経由で買われているとのことで、HUAWEIにとってはかなりの痛手なはずです。BestBuyは本件についてのコメントしていませんが、キャリアに続きBest Buyも取り扱いを中止するとなると、上からの圧力が掛かっていると考えるのが妥当でしょう。ちなみに、まだAmazonやB&HなどではHUAWEI端末を購入可能です。

なお、ZTEについては、引き続きキャリアでの販売が行われています。中国企業だから危ないというのであれば、ZTEも当然ながら、TCLやXiaomi、OPPOなども対象となるはず(もっというなら中国企業がかかわっていない端末を探すほうが難しそう)ですが、そうはなっていません。

HUAWEIだけでが狙い撃ちされているのは、HUAWEIは創業者の任正非をはじめ、元人民解放軍のエンジニアが創業に関わっており、このため中国政府との結びつきが深いと指摘されているため。

HUAWEIは当然ながら関係性を否定していますが、米国で挽回するのは難しそうです。

(source CNET)

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