Desire Sのレビュー、最後はベンチマークの結果です。
Quadrantの結果は1223。何回か試しましたが、ほぼ1200~1230という結果でした。最近のデュアルコア端末だと軽く2000~3000という結果がでるので、1200というのは若干さびしい気もしますが、体感的にはもたつきなども一切なく十分な速度だと感じます。
neocoreは58.1FPS。T-Mobile G2(Desire Z)やStreak 7と同等ですが、最近の端末は大体これくらいの結果になるようです。要するに、可もなく不可もなく、という結果ですね。
スペック的には最新ハイエンド端末に見劣りするのは事実ですが、その反面、バッテリの持ちは非常にいいです。
先日のバッテリの減り具合です。頻繁に使っていたわけではありませんが、常にWiFiはONの状態で、朝6時から使い始めて20時の時点でも70%以上の残量でした。充電しなくてもぎりぎり2日くらいは持ちそうです。正直なところ、「Android端末はバッテリが持たない」と思っていたのでなかなか減らないバッテリの表示を眺めて「この表示は正しいのだろうか?」と疑ってしまいました……。ただ、50%を切ってから急激に減る、ということもなくはないと思うので、一度バッテリを使い切るまでの時間は計測したほうがいいのかもしれません。
そんなわけで、レビューはこれでおしまいです。最新端末がどんどん大型化している中で3.7インチのDesire Sは非常にコンパクトな印象を受けます。ハイエンドではなく、ミドルクラスの端末ということになりますが、日本で人気が出るのはこのクラスなんじゃないかなぁっと思います(日本で出てくる端末、みんな大きすぎです)。ハイエンド以外はOptimus Chatのようにいきなりローエンド寄りになっちゃうし。Desire SやXperia neoのようなワンハンドソリューションを担える端末を日本でもぜひ展開してほしいです。