HUAWEIが先月発表したトリプルカメラ搭載のHUAWIE P20 Pro。それをiFixitが分解したところ、3つのカメラモジュールすべてがOIS(光学式手ぶれ補正)に対応しているらしいことが判明しました。
HUAWEIは発表時、3つのカメラのうち8MPの望遠のみOISに対応し、残りはAIによる画像安定化技術AISを利用するとしていました。ブレが大きくなる望遠はハードウェア的に安定させ、他のシーンではAISにより、ハードウェアが対応していなくても同等の手ぶれ補正が可能になる、と理解していたのですが……。
可能性としてあるのは、いま挙げたようにAISによりがOISよりも優れているため、あえて利用していないパターン。ただ、この場合でも併用したほうがより効果的な気はするのですが、技術的に難しい面があったのでしょうか?
もう一つ考えられるのは、実はOISも併用していたパターン。AISをアピールするため、あえて触れていなかった可能性です。ただこちらの場合はすぐにバレてしまうので流石にないとは思います。
結局の所、どんな理由なのかはHUAWEIにしかわからず、推測するしかないのですが、カメラの評価が高いことには変わりはありません。
海外ではぼちぼちと発売開始となっていますが、日本でも早々に発売されることを期待したいです。
ちなみに、iFixitのリペアスコアは10段階中の4。前後ともガラスバックなのが厄介なのと、スクリーン交換が難しいとのことです。