これまで無期限保証(永久保証)となっていたトランセンドのSDカードが、5年保証に短縮となってしまいました。SDカードだけではなくUSBメモリなどコンシューマー向けフラッシュ製品全般が対象。なお、既存製品で無期限保証の記載があるものは、そのまま無期限保証を受けられるとのことです。
保証期間変更の理由について、競争の激化、製品自体の販売サイクルの短期化が挙げられています。トランセンドの公式Twitterアカウントによると、NANDフラッシュのサイクルが早いので、無期限保証を維持するのが難しい、ということのようです。
簡単に言うと「昨今のNANDフラッシュのサイクルめっちゃ早いから無期限保証維持するのは無理。5年もあれば充分な勢いなので5年保証にします。他社もほとんどそのぐらいに変更したし」という感じです。たぶん…。
— トランセンドジャパン㍿ (@Transcend_Japan) 2018年4月12日
以前に保証を使いmicroSDを交換したことがありますが、その際にも故障品は廃盤になっており、モデルチェンジした製品が送付されてきました。そういった部分のコストも積み重なるとバカにならないのでしょう。
この辺り、仕方がないかなという気もしますが、残念ではあります。もっとも、同じSDカードを5年使い続けるかと言われると、それも微妙な気はしますが。
5年保証へは順次切り替えていくとのことですが、とりあえずAmazonではまだ無期限保証版のようです。保証期限が気になる人は今のうちにまとめ買いしておくといいかもしれません。
(source トランセンド)