Xiaomiが出資しているスマートフォンメーカーBlackSharkが、噂されていたゲーミングスマートフォン「BlackShark」を発表しました。
ノッチがないシンプルなフロントには指紋センサも搭載。ここだけみるとよくある端末ですが、背面はかなりごつい雰囲気です。アンテナをX字に配置することで、上端下端を握ったときにも通信を阻害されないように配慮しているほか、ゲーム端末として横向きに持ったときの持ちやすさも考えられているようです。
肝心のスペックはSnapdragon 845にRAM 6GB/8GBで、ストレージは64GB/128GB。ディスプレイは5.99インチ 2160×1080でアスペクト比は18:9。特に120Hz駆動などの特徴はなく、普通の液晶のようです。ただ、独立した画像処理チップを搭載しており、MEMC(Motion Estimation Motion Com- pensation)により高画質なグラフィックを実現するとしています。
バッテリーは4000mAhでQC3.0対応。リアカメラは20MP+12MPの組み合わせで、標準と広角となるようです。フロントカメラは20MP。
ゲーミング端末で気になるポイントに発熱がありますが、一体型の液冷システムが組み込まれており、CPU温度を8℃下げているのだとか。
もう一つ面白いのが、専用コントローラの存在。特に専用ポートがあるわけではなく、Bluetooth接続となっていますが、本体に嵌めることは可能。
左側しかないようですが、サイドボタンもあります。
その他、主な仕様は下記。
- ディスプレイ:5.99インチ 2160×1080
- SoC:Snapdragon 845
- RAM+ストレージ:6GB+64GB/8GB+128GB
- バッテリー:4000mAh QC3.0対応
- リアカメラ:20MP + 12MP
- フロントカメラ:20MP
- サイズ:161.6 x 75.4 x 9.25mm
- 重さ:190g
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- LTE:1/3/4/5/7/8/12/34/38/39/40/41
価格は8GB+128GBが3499元(約6万円)、6GB+64GBが2999元(約5万1000円)でどちらも4月20日発売となるようです。
ゲーミングスマートフォンとしては、Razer Phoneが先行していますが、液冷システムや独立した画像処理チップなどがどの程度影響するのか気になるところです。
(source Black Shark)