Google I/O 2018で発表されていた、AIを利用したGmailのSmart Compose機能が利用可能になっています。ただし、使えるのは英語設定の場合のみです。
モバイルのGmailアプリには、返信の選択肢が自動で表示されるSmart Replay機能がありますが、Smart Composeはこれを発展させたようなもの。
文字を入力していくと、AIがその内容を把握し、メールの文章としてよく使われるものを提案してきます。その内容でよければ、続きを入力する代わりにTabキーを押すだけです。
単語の打ち間違いや文法上のミスを減らすだけでなく、例えばメールを書いているのが金曜日なら「Have a great weekend!(良い週末を!)」などを結びの文章として提示することもあるとか。
ただ、まだそれほど高度なことは出来ないようで、イメージ的にはIMEの自動補完や変換候補表示の延長のような雰囲気です。
残念ながら(いまのところ?)利用できるのは英語のみですが、日本でもGmailの表示設定を英語に変更すれば使用できます。英文メールを書く場合などには便利かもしれません。
いずれ、大まかな趣旨さえ伝えれば、メールの内容をそっくりAIが書いてくれるようになったりするのでしょうかね。
(source Google)