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スマートラゲッジの終わりの始まり? 老舗ブランドBluesmartが倒産

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バッテリを内蔵し、スマートフォンの充電が行えたり、スマートフォンと通信して荷物の重さや位置情報の取得ができたりするキャリーケース、いわゆるスマートラゲッジ。日本でも売られており、使っている人もいると思いますが、米国では廃業が相次いでいたりします。

その理由は、今年1月に米国で施行された大手航空会社の制約です。リチウムイオンバッテリーを手荷物として預けることができなくなり、スマートラゲッジもバッテリーを取り外さなければならなくなりました。

スマートラゲッジの先駆者であり、日本でも売られているBluesmartの製品は、そもそも取り外しは想定されていません。それでも外すことは可能ですが、預けるたびに、いちいちこんなことはしたくないでしょう。

そのBluesmartは、5月はじめに倒産し、製品の販売およびサポートを終了しています。

Bluesmartに続き、やはりスマートラゲッジを販売していたRADENも販売やサポートを終了。注文されていた製品はすべて出荷済みとのことですが、今後修理を含むサポートはできないと案内しています。

スマートラゲッジのすべてが駄目というわけではなく、バッテリーさえ取り外せば問題はありません。ただ、取り外しを考慮していない製品も多くあります。取り外したとして、そのバッテリーを手荷物として機内持ち込み出来るのかという問題も出てきます。

安全面を考えると、バッテリー製品を手荷物として預けさせないのは仕方がない面もありますが、スマートラゲッジにとっては厳しい状況が続きそうです。

(via Engadget)
(suorce Bluesmart, Raden)

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