現在開催中のGoogle I/Oにて、Andoridの次期バージョンとなる” Ice Cream Sandwich “が正式発表されました。携帯、タブレットの両方で動くユニバーサルOSになるとのこと。リリースは2011年Q4予定。
Androidの各バージョンはアルファベット順にデザート系のコードネームが付けられているのはよく知られています。これまで、Cupcake(カップケーキ、1.5)、Dount(ドーナツ、1.6)、Eclair(エクレア、2.0~2.1)、Froyo(フローズンヨーグルト、2.2)、Gingerbread(ジンジャーブレッド、2.3)、Honeycomb(ハニカム、3.0)という名前が採用されており、次は Ice Cream Sandwich(アイスクリームサンド)となったわけです。なお、ここでのHoneycombは蜂の巣ではなく、蜂の巣状に穴の開いたスポンジケーキを指すものと思います。
この”Ice Cream Sandwich”ですが、以前は単に”Ice Cream”になるのではないかと言われていました。しかし、「”Ice Cream”にした場合、ある問題が発生するため名称が”Ice Cream Sandwich”になった」という情報を今年の1月にTechCrunch報じています。その問題とは、Google本社の前の彫刻。
Googleの本社前には新しいAndroidバージョンが登場するたびに、そのコードネームがあらわす彫刻が飾られるのが習慣となっています。そのため、次期Androidが単に”Ice Cream”だと、”Froyo”(写真右端)と区別が付かなくなるのではないか、という懸念があったらしいのです。
この話が本当かどうかは確認できませんが、Googleならそんな理由でのコードネーム決定もありえそうだと思えてしまう、なんともGoogleらしいエピソードだと思います。
さて、Ice Cream Sandwichが発表されたことで、次のJで始まる名称が気になり始めます。JellyBeansあたりかなと推測しているのですがどうでしょうね?