5月18日に発売となったHUAWEIの新タブレット、MediaPad M5 Proのタッチ&トライイベントに参加してきました。
HUAWEIのMediaPad Mシリーズは、同社のタブレットの中でも映像や音楽、そしてゲームなどエンターテイメント性に振っているハイスペックな端末です。その分、お値段も高めなのですが、それに見合う性能は備えているようです。
イベントではまず、M5、M5 Proの仕様を一通り説明。この辺りはカタログの内容とほぼ同じのなので割愛。訴求ポイントとしては、
- 狭額縁ディスプレイ
- HUAWEIのAndroidタブレットで最大の画面サイズ(10.8インチのM5 Pro)
- ClariVuによる画像最適化
- 2.5D曲面ガラスとメタルボディの美しいデザイン
- Hi-Res対応
- harman/kardonによるチューニングを施したスピーカー(M5 Proは4スピーカー搭載)
- M-Pen対応(M5 Proのみ)
といったところ。
この中で、ClariVuがよくわかっていなかったのですが、説明を聞いた限り、シーンや視聴環境に応じて画像を調整し見やすくしてくれるというもの。コントラストを調整して暗い画像を見やすくしたり、ブルーライトカットなどもClariVuの機能のようです。
Hi-Res対応は、Hi-Res音源以外にも効果がある
そしてMediaPad M5/M5 Proの売りでもある音響面、Hi-Res対応について、オーディオビジュアルライターでAV評論家でもある折原一也さんが登壇。AV界隈でも「音のいいタブレットならHUAWEI」という評価になっているのだそうです。
その話の中でなるほど!と思ったのがHi-Resについて。最近ではHi-Resという言葉をよく耳にするようになりましたが、みんながみんなHi-Res音源の音楽を聴いているわけではないとのこと。言われてみれば当然な話ではあります。
ではHi-Res音源の曲を聴かない人にとって、Hi-Res対応は無駄なのかというとそういうことではなく、実はハードがHi-Resに対応すると、CD音質などHi-Res以外の曲でもクリアに聞こえるなど、音質が底上げされる効果があるのだそうです。高性能なハードを使用することによる副次効果ですね。
実際、イベントの中でHi-Res音源の曲とCD音質の曲を聴き比べたのですが(もちろんHi-Res対応のヘッドフォンを利用して)、正直なところ違いを感じることが出来ませんでした。私の耳がダメだという可能性も非常に高いのですが、周囲の人は皆さん「わからない」と言っていたので私だけの話ではなさそうです。
これが、音質が底上げされた結果なのかもしれません。もちろん、わかる人にはわかるのでしょうけども。
そして、AV評論家の折原さんをして「これがすごい!」と言わしめたのが、HUAWEIのノートPC「MateBook X Pro」。Hi-Resはもちろん、Dolby Atomosにも対応。ノートPCとは思えない音を出していました。本当に映画館で聞いているような臨場感ある音を感じられます。
そんなMediaPad M5 Pro、約2週間ほどモニターさせてもらえることになったので、しばらく使いこんでみたいと思います。