米AmazonがFire TVシリーズの新製品、Fire TV Cubeを発表しました。これまでのHDMIポートに直に挿すFire TV、Fire TV Stickとは違い、86.36 x 86.36 x 76.2mmの立方体になっているのが特徴的。
変わったのはデザインだけではなく機能も豊富です。まず、本体にAlexaが統合され、Echoなどと同じように単独でスマートスピーカーとしても利用可能。見方を変えればFire TVの機能を持ったEchoシリーズです。実際、Echoでできるほとんどの機能をFire TV Cubeでも利用できるので、すでにリビングにEchoがあるなら、それを別の部屋に移動することを推奨しています。
また、赤外線機能も内蔵。赤外線対応のTVやオーディオ機器(そしておそらくエアコンなども)をFire TV Cubeから操作可能になりました。Echo Plusではスマートホーム機器で採用されていることが多いZigbeeのスマートハブを内蔵していましたが、あえて赤外線を搭載したのはやっぱりTV対応のためでしょう。なお、赤外線ポートを本体から離すこともできる延長ケーブルも付属します。
もちろん、従来通り、HDMI-CECにも対応しています。
価格は119,99ドル(約1万3000円)。6月21日に発売の予定で、米Amazonではすでに予約が開始されています。残念ながらというか当然ながらというか、日本への出荷には対応していません。