数年前にも話が出ていた気がするChrome拡張機能をWEBストア以外からはインストールできなくするという件、Googleがあらためて対応を発表しました。それによると3段階でWEBストア以外からのインストールを禁止するとのことです。
まず最初に6月12日以降に公開される拡張機能は、WEBストア以外からのいわゆるインラインインストールが不可能に。インストールしようとするとWEBストアに飛ばされ、そこでインストールが行われるとのこと。
次に9月12日以降は、既存の拡張機能もインラインインストールが不可となります(WEBストアにリダイレクトされる)。
最後に、2018年12月にリリース予定のChrome 71では、インラインインストールのAPIそのものが削除されるとのことです。
現在、WEBサイトにインラインインストール用のボタンを設置している場合には、12月までに張替えが必要となります。
インラインインストールは、WEBストアからインストールされるものに比べてアンインストールされる率が高く、またユーザーからのクレームも多いとのこと。
なお、以前はWEBストアで公開していなくても拡張機能をインストール可能でしたが、現在はWEBストアでの公開を義務付けられています。
(source Chromium Blog)