HUAWEIのサブブランド、honorが中国でゲーミングスマートフォン「honor Play」を発表しました。ゲーミングといってもASUSのROG PhoneやRazier Phoneのような、いかにも端末ではなく、GPUを強化する「GPU Turbo」機能を搭載した端末です。
ディスプレイは6.3インチ(2340×1080)。ノッチありで雰囲気はP20に似ています。背面のデザインもP20そっくり。ただカメラは1600万画素+200万画素で控えめとなっています。
SoCはP20 ProやP20と同じKirin 970。RAMは4GB/6GBでストレージは64GB。バッテリー容量は3750mAh。
しかし最大の特徴は、「GPU Turbo」。これはCPUとGPU、HUAWEI端末が実行するEMUIをそれぞれ最適化するというもの。どうやらGPUの処理をマルチスレッド化することで、ゲームパフォーマンスを60%アップしつつ、消費電力を30%削減させるというもののようです。
この辺り、SoCも自社開発しているHUAWEIならではというところでしょうか。
なおこのGPU Turbo、honor Playだけではなく、既存のHUAWEI、honor端末にもアップデートで提供されるとのこと。
まず、6月末にMate 10シリーズ、honor V10に提供され、7月にはP20シリーズもアップデート。10月までに、Mate 9やP10シリーズなど主要な端末に提供される予定です。
このほか、4D智能震感(4Dスマートショック?)というゲームに合わせて本体が振動するバイブレーション機能も搭載します。
そんなhonor Playの価格は4GB+64GBモデルが1999元(約3万4000円)、6GB+64GBモデルが2399元(約4万1000円)。スペックから考えるとかなりお買い得感があります。なお中国では6月11日から発売が開始されています。
(source honor)