Googleのファイル管理アプリFiles Goがアップデートし、オフラインでのファイル共有が4倍速くなったと発表されています。
Files Goは、ストレージの少ないAndroid Goなど低スペック端末で、不要なファイルや使っていないアプリなどを探しだし、空き容量の確保を容易にしてくれるアプリ。低スペック端末だけではなく、ハイエンドモデルでも利用可能です。
そんな低スペック端末が人気となる新興国では、ネットワークが遅かったり、高価だったりすることも多いもの。そのため、Files Goにはモバイル回線を使わず、ローカルでファイル共有できる機能も供えます。AppleのAirDropに似た機能で、近くにある端末とWiFi Directでファイル共有が行えるというものです。
今回のアップデートによりこの機能が強化。共有タブが新設され、共有を簡単に始められるようになったほか、接続技術も改善。平均5秒で接続でき、転送速度も5GHz帯のWi-Fi Directを使用することで、従来の4倍速くなったとのことです。
ローカルのファイル共有はあまり使う機会もありませんが、旅行先で写真を撮った際など、その場ですぐに共有する手段としては、データ通信容量も使いませんし、便利かもしれません。全員がFiles Goを入れている必要がありますが。
(source Google)