Windows 10 Insider PreviewのFast Ringで、Build 17713(RS5)がリリースされました。
変更点にはEdgeの強化やリモートデスクトップへの生体認証でのログインサポートなど幾つかあるのですが、個人的に興味深かったのが、メモ帳のアップデートです。
まず、表示の拡大縮小に対応。Ctrl++、Ctrl+–、またはCtrl+マウスホイールでコントロールできます。Ctrl+0で標準サイズに戻ります。地味だけど、すごく便利になった気がします。
また、右端で折り返すを有効にしている場合でも、ステータスバーに行番号、列番号が表示されるようにもなっています。
このほか、文字を選択した状態で検索ダイアログを開くとあらかじめ文字が入力された状態になったり、検索オプションを次回開いたときにも覚えていたりと地味に実用的なアップデートとなっています。
なお、メモ帳はBuild 17666でWindowsの改行コード(CRLF)に加え、Linux系のLF、MacのCRもサポートするようになっています。
この期に及んで、メモ帳にまだ手が入るとは思いませんでしたが、実際のところ、必要な人はすでに別のエディタを使っているはず。それでも標準アプリが使いやすくなるのは歓迎です。あとは左端に行番号を表示してくれるとか、検索・置換に正規表現が使えるようになったりすると嬉しいところです。
(source Microsoft)