GoogleがAndroid Pの正式版を突然リリースしました。正式名称はAndroid 9 Pie。画像を見るとラズベリーパイっぽいです。正式リリースと言っても機能などの新要素は5月のGoogle I/Oで発表済み。先月末に配信されていたAndroid P ベータ4と特に変った様子もありません。
昨年のAndroid 8.0 Oreo発表は、一応発表会のようなものが行われましたが、基本的にマスコットキャラクターとOreoの名称を発表したのみで、あっさりしたものでした。今回も8月20日に発表の噂がありましたが、20日に何か別の発表があるのでしょうか?
なお、バージョン番号連打によるイースターエッグが何かしら新しくなることを期待していたのですが、こちらも変更はありませんでした。
今のところ、Oreoのタコ、Nougatのネコ集めのようなイースターエッグもなさそうです。
すでにPixel端末にOTAで配信されているほか、Essential Phoneにもアップデートが来ています。
We’re proud to bring Android 9 Pie to Essential Phone the same day it’s released! Check your phone now for the update. pic.twitter.com/pniUDl9yr8
— Essential (@essential) August 6, 2018
なお、アップデート後のEssential Phoneのセキュリティパッチレベルが7月5日になっていますが、これはミスで、実際には8月のパッチが当たっているとのことです。
Digital WellbeingはPixel向けにベータプログラムがスタート
Google I/Oでの発表時、Android Pの新機能としてアピールされていた「Digital Wellbeing」ですが、正式版にも含まれていません。これはアプリを含むスマートフォンの使用時間を可視化したり、夜間の通知をオフにしたりして、スマートフォンに振り回されてない生活を目指す機能というか取り組みです。
この機能、Android Pベータのときからどうなったのかと思っていたのですが、Android 9 Pieとは別にPixel端末向けのベータプログラムがスタートしています。
参加するには、Android 9 PieにアップデートしたPixel端末が必要とのこと。
(source Google, Android, Android Developers Blog)