今年初め、Googleは同社のハイエンドChromebook「Pixelbook」向けに、他のOSを起動できるAltOSモードに取る組んでいると伝えられ、6月にはPixelbook上でWindows 10の動作を計画しているとの話がでていました。
そして、どうやらこの話、Pixelbookに限ったものではないようです。
XDA-Developersによると、MacのBootCampと同様、Chrome OS上で他のOSを動作させる「Camefire」に取り組んでいるとのこと。Campfireを使う際にはChrome OSをデベロッパーモードにする必要もないようです。
かなり魅力的な機能(ツール)に思えますが、Pixelbook限定ではないものの、残念ながら利用できる機種は限られるようです。
Campfireの利用には、最低40GBのストレージが必要になるとのこと。これはChrome OS用10GB、Windows用30GBのため。現在リリースされているChromebookの多くはストレージが32GB以下のため、利用できるのはPixelbookなどごく一部に限られそうです。
30GBでWindows 10をインストールしたところでWindows Updateにも苦労するため、実際にはもっと多くの容量が必要となりそうですが、今後発売されるChromebookは大容量化が進むのでしょうか?
なお、Campfireはまだ安定版と呼ぶには早い状況の様子。このため使えるのはまだ先になりそうですが、10月4日のPixel 3発表イベント時にお披露目だけはされるかもしれないとのことです。
(source XDA-Developers)