Nokiaブランドの端末を販売しているHMD Globalが、Microsoftから「PureView」の商標を取得したことが明らかになりました。
PureViewはもともとNokiaが2012年に発売したSymbian端末Nokia 808 PureViewで採用したもの。4100万画素のイメージセンサを搭載し、オーバーサンプリング(7ピクセル分を1ピクセルに換算)により500万画素相当の画像を記録。このため、ズームをしても画像が荒れることのないロスレスズームも特徴となっていました。
その後、4100万画素のカメラはLumia 1020が引き継ぎましたが、他機種では20MPな(ソフトウェア対応な?)PureViewのみが採用されていました。
これに近い仕組みとしては、HUAWEIが高解像度のモノクロセンサーからそれより低い解像度のRGBセンサーに合わせて画像を切り出すという方法でロスレスズームを実現しています。
そんなPureViewの商標、Nokiaのスマートフォン事業とともにMicrosoftが買収していたのですが、PureViewの商標だけはかわらずMicrosoftが所有していたのですね。
EUPIOによると、その商標を8月23日にHMD Globalが8月23日にMicrosoftから取得したとのこと。
この先、PureViewを冠した端末をリリースするのかは定かではありませんが、少なくとも使う準備は出来たということでしょうか。
(via PhoneArena)
(source EUPIO)