GoogleのCromeOSを搭載したCromebookが米Amazon、BestBuyで発売されています。現在購入できるのは、Samsung製3GモデルのWhiteのみです($499.99)。Amazon,BestBuyともに日本への発送はしてくれないので日本から購入する場合は転送業者などを使う必要があります。「みたいもん」では早速入手してレビューされています。
さて、Chromebook、ChromeOSとは何者か?という話ですが、単純に考えるなら、Chromeブラウザ以外は使えないノートPCだと思うのが一番イメージしやすいです。ブラウザしか使えないPCってどうなのよ?って思うかもしれませんが、それなりにメリットはあります。
- 起動が早い(休止状態から8秒で起動)
- バッテリーが持つ(10時間近くは持つようです)
- ウィルスに強い
常にオンライン状態での使用を想定しているうえ、Office等のアプリをインストールしないため、ローカルのストレージは16GBしかありません。基本的にすべてWEBアプリを使うことになります。メールはGmail、カレンダーはGoogleカレンダー、Office系はGoogle Docということになりますが、それ以外にもChromeウェブストアには大量のアプリがあります(Angry Birdsだってあります)。
家にPCはあっても、ブラウザ以外は使わないという人も結構いると思います。そういう人には向いているでしょうね(価格次第ではありますけど)。あとは企業。ローカルにデータを置かないため、PC紛失、盗難による情報漏えいの心配が低くなります。
Nothing but the web. 公式サイトで使われているキャッツコピーです。直訳するなら「WEB以外の何者でもない」。今後、ハードのコストをどれだけ下げられるかにかかってきますが、ChromeOSが大躍進する日がくるような気がします。