レビュー用にUSBで過熱するホットアイマスクを提供して頂きました。よくある電子レンジで温めるアイマスクや、使い捨てカイロのように自分で加熱するアイマスクのUSBタイプと思うと分かりやすいです。
USBで加熱するだけといえばだけなのですが、発熱材としてグラフェンを採用しているのが大きな特徴。このグラフェン、熱伝導、電気の伝導度に優れ、機械的強度も強いという物質。くわえて、過熱時に遠赤外線を放出する特性があるとのことで、ホットアイマスクはその効果を期待したものとなっています。
ただし、グラフェンが過熱時に遠赤外線を放出するというエビデンスが見つけられなかったので、ほんとに出しているかは不明。もっとも遠赤外線がなくても、暖かくなるのは間違いなく、普通に気持ちいいです。
発熱すると言っても、本体にはバッテリなどはなく、使用時にはケーブルを使用する必要があります。USBでモバイルバッテリなどと接続。入力は5V/2Aです。
接続後、ケーブルにある電源スイッチの長押しで電源ON。ボタンを押すごとにLEDが赤 → 黄緑 → 青と変化。それぞれ温度が45度、40度、38度と変化します。
つけっぱなしにしていても、1時間で電源が切れる安全設計です。
付けている間は「もう少し熱くてもいいかな」と思っていたのですが、外したらじんわり汗ばむような感じなので、ちょうどいい温度なのかもしれません。
なお、遮光性がとてもいいので、普通にアイマスクとしても使えます。
表面の星模様だけはイマイチな気がしますが、それ以外は概ね満足。あえて難点を挙げるなら、目にあたる部分が綿などもう少しソフトな素材だとなおよかったかも。