Palmが3.3インチのAndroidスマートフォン、その名も「Palm」を発表しました。ただし、小型端末好きが手放しで喜ぶのはちょっとばかり早いようです。
まずスペックですが、ディスプレイは3.3インチのLCDで解像度はHDの445ppi。SoCはSnapdragon 435、RAM 3GB、ストレージ32GB。バッテリー容量は800mAhで普通に使用すると約8時間、バッテリーを延命できるLife Mode(画面オフ時は通信を切断)で約1日持つとのこと。
リアカメラは12MP、フロントは8MP。無線関係は4G LTEに対応、Bluetooth 4.2 LE、802.11 b/g/n(2.4GHz)。
IP68の防水防塵に対応。指紋認証はありませんが、顔認証には対応しています。搭載するAndroidは8.1。
ただし、SIMは抜き差し不可。「Non-removable nano SIM」とのことで、扱い的にeSIMの可能性が高そうです。そして、米Verizon専売となる模様。
どうやら、これ単体で使用するのではなく、通常のスマートフォンとセットで使うコンパニオンデバイス扱いの様子。要するに、画面が大きなセルラー版Apple Watch的な立ち位置です。
そのためか、アームバンドや自転車用のマウント、各種ケースなど、オプション類も最初から充実させるようです。
11月にVerizonから販売され、契約なしだと349ドルになるとのこと。購入してもSIMは挿せませんが、なんとなく手に入れたくなる魅力はあります。
(via Android Central)
(source Palm)