市場調査会社のカウンターポイントが、2018年第3四半期の全世界スマートフォン出荷台数の調査結果を発表しました。それによると、前年同期とくらべ、出荷台数は3%減少の3億8680万台。これで、4四半期連続での減少になるとのことです。
そんな世界的にスマートフォンの出荷が落ち込む中でも、4位のXiaomi、5位のOPPO、6位のVivoは出荷台数を大幅に増加。単一四半期では過去最高の出荷台数を記録したとのこと。なお、2位のHUAWEIも前年同期比33%増となっていますが、過去最高とはならなかったようです。
これらの中国勢、当然ながら中国市場が好調だったから出荷台数が伸びた、と思っていたのですが、そういうわけではないようです。面白いことに、各社とも中国市場以外での伸びが大きかったとのこと。インドをはじめとすると、中国以外のアジア市場への進出が大きかったようです。
対して、Appleの出荷台数はほぼ横ばい状態となっていますが、これは第3四半期は新機種発表を控えての買い控えが起こるためとも考えられます。ただ、iPhoneを購入する層にはほぼ行き渡っており、あとは買い替え需要のみとなっているとも考えられます。新規の顧客を増やすには、iPhone SEクラスのもう少し買いやすいモデルが必要なのかもしれません。
(source PRTimes)