もうダメだろうと書いたばかりのNoteslateですが、少しだけ状況が前進しました。facebookではもう少し詳しく語っています。
We can´t hit the $99 end price for NoteSlate A4 device. Maybe in the future with networked Wi-Fi / subsidized 3G models. We are passing low-tech vision to hi-tech reality with Bridgestone AeroBee QR-LPD display for amazing handwriting experience. Sorry for our preliminary price statements. Stay tuned for update with clear details about progress, products, sizes, connectivity and availability. We`ll be back in August.
私たちは、A4サイズのNoteslateを最終価格$99では出せません。将来的に助成金付の3Gモデルや(特定のネットワークにしか接続できない?)Wi-Fiモデルでは$99で出せるかもしれません。(当初考えていた)ローテクのビジョンを、すばらしい手書き体験をもたらすブリジストン AeroBee QR-LPDディスプレイの現実的なハイテクに切り替えています。$99という予定価格を守れずに申し訳ありません。進捗、製品、サイズ、接続性と可用性についての詳細な情報をお待ちください。私たちは8月に戻ってきます。
どうやら、自力でディスプレイを作成することはあきらめ、以前からうわさに出ていたAeroBeeを採用することに決めたようです。このため、$99という価格では出せなくなったと正式に認めました。$99という価格については、スペック的にも現実的ではないという話が以前から出ていました(この価格のため、はじめから出す気がないのだろうという話にもなっていました)が、素直に無理と認めたことは評価できるポイントではあります。
また、Twitter上での興味深い発言もありました。
これは、Noteslate上でMeeGoを使える可能性についての質問に対する回答ですが、NS Firmware(Noteslate上で動くファームウェア。オープンソースにすることを公言しています)の代替案としてMeeGoを検討すると言っています。社交辞令と考えても良さそうですが、もし実現するならMeeGoコミュニティのパワーを得られる可能性もあり面白くなりそうです。
とりあえず、Noteslateの開発は継続しているけど、当初考えていたものとは異なる製品になるのは間違いなさそうです。むやみに興味を引っ張らず、現実を認めたことは評価したいですが、再出発できるのか、見放されて収束するのかは、8月に発表されるという新仕様を見ないことにはなんともいえません。