GoogleはSafe Internet Dayにあたる2月5日(現地時間)、ユーザーIDとパスワードが危険ではないかをチェックするChrome拡張「Password Checkup」を公開しました。
Password Checkupは、各サイトで入力されたユーザーIDとパスワードの組み合わせを、インターネット上に流出している情報をもとにした40億以上の情報と照らし合わせ、合致した場合には赤いポップアップで警告を発するというもの。これ自体にパスワードを管理したりする機能はありません。
なお、入力した情報をGoogle自身が取得したり、第3者がそのデータを入手する可能性があるのでは、安心できません。そこで、スタンフォード大学の暗号技術専門家と協力し、入力データはすべて暗号化され、Google自身でさえ、その中身は確認できないとのこと。暗号化したデータ同士を付き合わせているようです。
これに似たものとして、2018年9月にMozilaが、メールアドレスを登録したサイトで情報漏洩が起きていないかをチェックできるFirefox Monitorをリリースしましたが、Password Checkupのほうがもう少し踏み込んだ内容になっている感じです。
Chromeユーザーならとりあえずインストールしておいても損はない気がします。 パスワード不要な環境になってくれるのが一番なのですけどね。
(source Google, Password Checkup)