QWERTYキーボード端末のGemini PDAを作ったPlanet Computersが、全く新しいプロダクト「Paymo」のクラウドファンディングをIndiegogoで開始しました。
Paymoがなにものかというと、4G対応のスマートウォレットだとのこと。それは何?という気がしますが、要するにNFC決済やQRコード決済に特化したAndroid端末です。
基本的な発想としては、クレジットカードやデビットカード、ポイントカードなどをPaymoのみで集中管理しようというもの。NFCを搭載し、Google Payに対応。またカメラも搭載しておりQRコードによる決済も行えます。
わざわざ専用端末を作らなくても、スマートフォンでいいのではという気がとてもしますが、機種変更などを気にしなくても済むのは便利と言えばべんりなのかもしれません。
3.5インチ(640×960)ディスプレイに指紋センサ、フロントとリアにそれぞれ5MPのカメラを搭載。SoCはMediaTek 6739でRAM1.5GB、ストレージ8GB。バッテリーは1600mAhで30日は持つとのこと。
ちなみに、電話も可能だそうです。
便利と言えば便利なのかなぁ程度の感想しかないのですが、唯一気になったのがSuicaに対応するという点。本当に?
スマートフォンを頻繁に交換する人にはいいのかもしれませんが、いっそのこともっと小さなスマートフォンにFelicaを乗せてくれればすべて解決しそうな話でもあります。できたらそちらの方向で頑張って欲しいものです。
現在の最低出資額は229ドル(Gemini PDAの出資者は199ドル)。上手くいけば12月に出荷の予定です。
(source Indiegogo)