Googleのスマートフォン、Pixel 3は、カメラ性能のアピール時などにもiPhoneを引き合いに出すなど、iPhoneからの買い替え需要を強く意識しているように思えました。しかし、どうやらその部分では上手くいっていないようです。
市場調査会社のCounterpoint Researchが、2018年第4四半期にPixel 3を購入したユーザーの半数以上は、Samsungからの乗り換えだという調査結果を発表しました。
それによると、第4四半期にPixel 3を新規購入したユーザーの51%は以前にSamsung端末を利用していたとのこと。とくにGalalxy S7からの乗り換えが多く、売り上げの31%を占めているとしています。ちょうどGalaxy S7の2年縛りが終わったタイミングというのもあるのでしょう。
なお、iPhoneからの乗り換えも18%ほどあり、多少はAndroidのシェア向上に貢献しているのかもしれません。
同時に調査されたOnePlus 6Tの場合も、やはりSamsungからの乗り換えが37%ともっとも多くなっていました。
それにAppleが続くのは両機種で共通ですが、Pixel 3はMotorolaが3番手なのに対し、OnePlus 6TはLGが3番。Motorolaの場合は、Pure Androidな環境を求めて……というのが考えられますが、LGユーザーがOnePlus 6Tに乗り換えたのはなにか理由があるのでしょうか?
(via 9to5Google)
(source Counterpoint Research)