Kickstarterで出資していたBluetoothスピーカーCANNONが届きました。いまとなってはなぜ出資したのかよく覚えてはいないのですが、たぶん安かったから。4個セットで48ドルでした。
これが何かというと、小型のBluetoothスピーカー。単独で利用できますが、TWS(True Wireless Speakers)に対応しており、2つでステレオスピーカーとしても利用可能です。
Kickstarterのページに書かれている仕様と完成品の仕様がちょいちょい異なるのですが、最終的な仕様は3Wスピーカーにバッテリー400mAh。サイズは直径61mm、高さ62mm。Bluetoothは5.0。1回の充電で約4時間の再生が可能です。
正直なところ、バッテリーサイズの割に再生時間が短いと感じますが、これは音質なりを追求した結果なのかもしれません。
筐体は金属製で安っぽさはありません。代わりにずっしりと重く、実測値で222.4gでした。
ボタン類は本体側面に1つと底部に1つ。底部は電源ボタンで側面は再生・停止用。
肝心の音質ですが、ステレオで聴いている限り、サイズの割にはまずまず。さすがに低音は物足りなさがありますが、高音はそれなりに出ています。ただ、中音域がややこもったような感じに聞こえました。ボーカル曲には向いていない気がします。
正直なところ、出力は3W(ステレオなら3W+3W)なので、音質をどうこういう製品ではないかもしれません。ただ、(機種によりますが)スマートフォンやノートPCのスピーカーそのものよりも、音は良く聞こえます。
旅行などに便利……ということになっていますが、正直、1人で使うのであれば、イヤホンやヘッドホンを使ったほうが満足度は高いでしょう。ホテルの部屋で、耳をふさがずに伸び伸び音楽を楽しみたいのなら別ですが。
自宅でノートPCのスピーカー代わりに使う場合(充電しながらの使用をおすすめ)や、キャンプやBBQなどアウトドアで音楽を楽しむ用途なら、きっと活用できると思います。
現在、IndiegogoでPre-Orderを行っており、2個セットで29ドルとなっています。この価格なら、ギリギリありでしょうか。
もう少ししっかりしたものが欲しければ、2個で価格が倍以上になりますが、Ankerの製品などが良さそうです。